「コスモス」9月号
結社誌「コスモス」2013年9月号の、いつもの所を読みおえる。
初めから「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」(「その二集」「あすなろ集」の特選欄)、「新・扇状地」などである。
付箋を貼ったのは、「月集シリウス」のY温代さん(24ページ)の、次の1首である。
一人なら「ひとり家族」といふのかと思ひつつゆく春の雑踏
子があっても大人になって家を出てゆき、老夫婦ふたりという家庭が、僕を含め周囲に多い。あるいは子に恵まれなかった場合もあるだろう。
それで、伴侶のどちらかが亡くなれば、「ひとり家族」になってしまう。淋しい現実である。
新ジャガと呼ぶ時期も過ぎたか。
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