綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2013年12月号を読みおえる。
特集の「今年の収穫、今年の百首」は、10歌人が今年の推す10首を挙げて、小文を付したものである。
僕はこういうアンソロジーを読まない(読みきれない)のだけれども、昨日に電車で出掛ける用があって、車内や乗り換えの待ち時間に読んだ。
震災や原発事故を詠い続けて、立派なものだ。
「コスモス」の歌人も、活躍している。「短歌と随想十二か月」の担当最後、田宮朋子さんの「母のベッド」7首は、優れた作品揃いである。付された短文「小現実を歌にせむかな」は深みがある。
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