写真集「鉄道歳時記 夏」を見おえる。
1985年5月、小学館・刊。
帯、栞、163ページ。
3日前、2月9日の記事で紹介した、「同 春」に継ぐ本である。
夏の暑気を払おうと、表紙のように滝の近くを通過する電車を載せ、海の近くを走る写真も多い。
「日盛り―駅の顔」の章では、海水浴帰りの人たちが電車を待って混む駅や、夏休みの行楽や帰省の人たち、駅前路上での朝市まで写される。
「夏深し―小海線の夏を追う」の章では、小海線の高原列車を追って、避暑地地帯を走るディーゼルカーを撮ってゆき、涼感を求めている。
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