先の12月18日に、Amazonより届いた総合歌誌、「歌壇」2015年1月号を読みおえる。
新春巻頭作品では、岡井隆の「オフィチウムを聴きながら」が、期待程ではなかった。いろいろな歌誌から、新春号という事で、注文があったのだろうか。
馬場あき子さんも、作品ではなく、俳人・宇多喜代子さんとの対談である。「詩歌のゆくえ――どこへ行く短歌と俳句」と題する。その世代の方としての、危機感がある。僕は若い世代と中間くらい(年齢的には、二人に少し近い)だろうか。
永田和宏の、1日1首以上、日付のある歌の連載「某月某日」も始まり、期待される。
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