水野敬也「夢をかなえるゾウ 2」
1昨日の記事で紹介した2冊より、水野敬也の「夢をかなえるゾウ 2 ガネーシャと貧乏神」(飛鳥新社、文庫、2014年初版)を読みおえる。
売れない芸人・西野勤太郎が、ガネーシャ、釈迦、貧乏神・金無幸子らと「ゴッド・オブ・コント」の勝利を目指しつつ、番組構成作家として成功し、神から人間になった金無幸子と婚約しようとする所まで進む。
先の「夢をかなえるゾウ」に比べて、サクセス指南書としての性格は弱く(ただし巻末に金言メモは付いている)、小説仕立てとなっている。
ただし今回は、異性問題を取り上げた事は新しい。
主人公がサラリーマンから、芸人になった事で、実感する読者が少なくなっているかも知れない。
すでに第3弾が出ている。
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