2015ふくい詩祭
昨日(11月15日、日曜日)の午後1時半より、Aossaビルの「ウェルアオッサ」にて、「2015ふくい詩祭」(主催・福井県詩人懇話会)が催され、40名近い詩人が参加した。
富山県、石川県からの、数名ずつの方を含む。
半田信和さんの司会のもと、福井県詩人懇話会代表・渡辺本爾さんの開会挨拶、3名の詩人の自作朗読、2人によるギターの連弾(6曲か)があった。
研究発表として、前・福井大学教授の越野格さんによる「山川登美子の出発期」がなされた。「明星」第2号に初めて載った山川登美子の短歌が、鉄幹による「文庫」からの転載ではなく、登美子が2、3の歌誌に同じ短歌を投稿していた故と考えられると、発表した。他にも幾つかの知見が示された。
シンポジウム「詩にうたわれた北陸の風土と生活」では、パネリストの野海青児さん(富山県)、砂川公子さん(石川県)、金田久璋さん(福井県)が、千葉晃弘さん(福井県詩人懇話会)のコーディネイトのもと、北陸の風土と歴史に根差しつつ、世界へ向けて詩が書かれねばならない事が語り合われた。
福井県詩人懇話会・副代表の佐野周一さんの挨拶で閉会した。そのあとの懇親会(パーティ)には、僕は参加しなかった。
なお写真は、シンポジウム時のもので、早退した2、3名、受付に残った1名、報道関係者2名、そして撮影の僕が撮られていない。
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