「歌壇」1月号
今月19日の記事(←リンクしてある)、「歌誌2冊」で入手を紹介した内、本阿弥書店「歌壇」2016年1月号を、ほぼ読みおえる。ただし読んでいない散文も多い。
特集にある「ノベンタ」は、スペイン語で「90」の意味で、1990年に発刊され、10年間活動し、10号で終了した歌誌である。
新春巻頭言として永田和宏の「自分に届く言葉―あなたはどうか」、春日真木子の講演「たったひとこと、されどひとこと」(第36回全日本短歌大会において)は、重要な発言である。
新春巻頭作品が並び、水原紫苑の作品連載が始まったけれども、困難な短歌の状況を確認する、新年号である。
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