松尾豊「人工知能は人間を超えるか」
角川EPUB選書・松尾豊「人工知能は人間を超えるか」(2015年3月10日、デジタル版初版・発行)をタブレットで読みおえる。
購入・ダウンロードについては、先の1月5日の記事(←リンクしてある)にアップした。
技術的な説明は、僕にはよくわからない。「リカレントネットワークに関する研究、たとえばLSTMと呼ばれるニュートラルネットワークの研究が進んでいる。」と読んでも、何の事だか。少しわかった事について、以下に書く。
「人間のように考える」という意味では、人工知能はまだ出来ていない、と著者は考えている。
人工知能の研究は、隆盛期と冬の時代を繰り返し、現在3回めの隆盛期を迎えている。
ディープラーニングという技術によって、人工知能の大きな山を越えつつある事。
「人工知能は人間を超えるのか。答えはイエスだ。」
日本は人工知能研究への投資、その後に必要なビッグデータの蓄積で、遅れを取っているが、研究者の人材が豊かである。
パソコンのOSでマイクロソフトに、CPUでインテルにほぼ独占されて日本の企業が苦しんだが、人工知能をめぐって、そのような事態にならないようにすべき事。
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