結社歌誌「コスモス」2016年4月号の、「その一集」特選欄を読みおえる。
1冊は、2千数百名の3首~5首、他に批評等を収めるので、1ヶ月で読みおえる事は困難である(僕は何回か、読みおえた事があるのみ)。
それで「月集」と、続く特選欄を先に読み、それから普通の選の歌を読むように、どうしてもなる。
今回、僕が付箋を貼ったのは、次の1首。Y・啓子さんの5首より。
戦死の父、過労死の母偲びつつ戦後七十年の除夜の鐘聞く
戦争は、兵の父を飢餓死させ(他の歌に拠る)、遺った母を過労死させ、その子の自分をも苦しめたであろう。苛酷・悲惨な事である。
ダウンロード写真集「フォト満タン」より、桜の1枚。
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