歌誌「コスモス」5月号「月集」読了
結社歌誌「コスモス」2016年5月号の、初めの「月集」欄を読みおえる。
本の到着は、先の4月19日の記事(←リンクしてある)、「歌誌2冊」にアップした。
「月集」とここで呼んでいるのは「五月作品(短歌)」の初めより、「今月の四人」、「月集スバル」、「月集シリウス特別作品」、「月集シリウス」の、4欄である。
「月集」では、悲苦を詠んで平静、平常・喜びを詠んでおおらかである。
次の「その一集」では、所帯が大きいせいか、遡上する鮭が身を擦り合うように競り合っているようだ。
僕が付箋を貼ったのは、「今月の四人」から冒頭の、次の1首。作者の柏崎驍二さんは、報によると4月15日に亡くなられ、享年74. 5首はいずれも旋頭歌である。
北窓に白く陰れる岩手山あり青年がわがコルセットの型を採る部屋
コメント