定道明「杉堂通信」
福井県にお住まいの、詩人・作家・評論家である、定道明さん(さだ・みちあき、定氏、定先生と呼ぶべきところを、さんづけで呼ばせて頂く)が、小説「杉堂通信(さんどうつうしん)」を送って下さった。
今年1月4日の記事(←リンクしてある)で述べたように、定さんが中心の同人文学誌「青磁」を送って下さっても、重厚なものは読む根気がない。
2014年8月20日の記事で書いた、彼の評論集「中野重治近景」も通しては読んでいない。
そんな僕に、貴重な「杉堂通信」を送って下さったのは、自信があり、自身の晩年の思いがあるのだろうか。
書簡体の文体、老年の思いを描く内容は、興趣深いものである。
実はもうこの本の半ばくらい、読んでいる。
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