「トラークル全集 Ⅷ 書簡」(2)
今日よりこのブログの、記事更新を再開致します。
青土社「トラークル全集」(1987年・刊)より、「Ⅷ 書簡」の2回めの紹介をする。
同(1)は、先の6月26日の記事(←リンクしてある)にアップした。
前回に続いて、書簡番号33~100の、68通を読んだ。
変わらず親友・ブシュベック宛ての書簡が多く、雑誌編集者・フィッカー宛ての書簡等も混じる。
雑誌への詩の掲載、詩集出版など、小さな成功を積んでゆく様が読み取れる。また仕事・金銭の不安定もわかる。
書簡集は、日付不明のものを含め、145番まである。
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