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島尾敏雄の短篇集「夢の中での日常」(集英社文庫、昭和54年・刊)を読みおえる。以前に読んだ5冊本の「島尾敏雄作品集」に含まれていた気もするが、読み通した。
収められている12篇とも、夢の中でのようにシュールな物語である。解説によると、公刊された彼の夢日記「記夢志」のなかの夢と対応する短篇もあるが、夢は素材でしかないとある。
夢の中での不安と同じように、現実の生活も不安にみちているという認識があるようだ。
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