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「奥村晃作作品集」を読みおえる。
箱、帯、本体にパラフィン紙カバー。1998年、雁書館・刊。6歌集収録。
公園のベンチに座り、芝生に寝ころんで憩う、寄る辺ない知識人の心に惹かれる。また自然詠に秀でた作品がある。
生活詠の1極致として「ただごと歌」があるのだろう。人と人との情を押し出して詠わないのは、知識人としての抑制だろう。僕は大衆のなかの情に惹かれるし、心も動くので、一般的かもしれないが、家庭や職場での人情を詠ってしまう。
奥村氏が「続 作品集」を上梓されることを、せつに願う者である。
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「奥村晃作作品集」読了を参照しているブログ:
奥村さま、コメントをありがとうございます。 歌集「都市空間」の「浮遊する都市の少女たち」の章は、内容も詠みぶりも、ショッキングでした。
投稿: 新サスケ | 2008年7月18日 (金) 21:13
はからずもお読み頂きましたこと 嬉しく、厚く御礼を申しあげます。
投稿: 奥村晃作 | 2008年7月16日 (水) 22:01
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奥村さま、コメントをありがとうございます。
歌集「都市空間」の「浮遊する都市の少女たち」の章は、内容も詠みぶりも、ショッキングでした。
投稿: 新サスケ | 2008年7月18日 (金) 21:13
はからずもお読み頂きましたこと
嬉しく、厚く御礼を申しあげます。
投稿: 奥村晃作 | 2008年7月16日 (水) 22:01