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2008年9月30日 (火)

歌集「子午線の風」

005  兵庫県明石市に在住の歌人・小坂喜久代さん(「コスモス」「棧橋」所属)が、第1歌集「子午線の風」を送ってくださった。

 「ここには人生がある」と感動した。

言ひたきを言ひて笑ひに変へてゆくしたたかさあり私のなかに

 このような「したたかさ」を、僕は好まない。真正面からぶつかるか、勝ち目のないときはかわしたい。

 106ページ初めの歌、

万博公園三十年終て寒々し「太陽の塔」のうしろ姿は

の「終て」は、「経て」を誤ったものだろうか。

 彼女は50歳を過ぎて大学入学・卒業している。また二人の娘さんが結婚し、それぞれお孫さんも生まれている。定年を迎え、充実した生活を送り、第1歌集を上梓した。そのような彼女に、僕は嫉妬しているのだろうか。

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コメント

岩佐修様、コメントを下さり、ありがとうございます。
記事に書きました小坂喜久代様は、明石市大久保・在住の方です。

小坂喜久代様は兵庫県明石市大久保の方でしょうか?もしそうであれば是非連絡を取りたい方です。小生の亡き妻の友人の小坂様ではないか確認したいのです。

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