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女優の沢村貞子さんのエッセイ集「わたしの三面鏡」(朝日文庫、1996年3刷)を読みおえる。彼女のエッセイ集はこれまでに、何冊か読んでいる。
老醜を見せまいと縷々と述べているところ、かえって老いのグチのようで、僕にはおかしい。
晩年の彼女が数冊のエッセイ集を書き、それらが広く読まれたことは、彼女にとって幸せなことだったと思う。彼女が述べているとおり、まさに「老いの入り舞い」(老人になってから最後の花を咲かせること。また老後の安楽)であった。
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