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2008年12月 1日 (月)

沢村貞子「寄り添って老後」

002  女優の故・沢村貞子のエッセイ集「寄り添って老後」(1991年、新潮社・刊)をよみおえる。

 著者は執筆前年に女優を辞め、執筆中に東京から横須賀の海の見えるマンションに引越している。

 事業を譲った夫とふたり、老後ののびやかな生活を送ったようだ。

 エッセイでは、老いの哀感と心意気をユーモアにくるんで描いて、老境私小説より面白いのではないか。女優としてのドラマを(ほとんどテレビで)、僕が少し知っているせいもある。

 彼女は1996年、87歳で亡くなった。調べてはないが、このエッセイ集が、彼女の最後の著書ではないか。

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コメント

僕は、眉毛にも白いものがあります。
愕然としますね。

最近、オレも思うんだなー。しみじみ。
陰毛に白髪がまじり始めて。歳だなーと。
こんなふうすこしずつすこしずつひとは死んでいくのかなーってね・・・。死ぬときはどんなひともひとりでしんでいかなあかんのやなー。こわいわ。

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