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2008年12月26日 (金)

同人詩誌「木立ち」第102号

002  こぐま星座さんが、福井県内の書き手を中心とする同人詩誌「木立ち」の、第102号を送って下さった。

 こぐま星座さんは、僕が編集する二人詩誌「群青」の相棒だけれど、「木立ち」にも第101号より参加したのである。

 同人9名、8篇の詩と1篇のエッセイを載せている。

 こぐま星座さんの詩「河和田漆器『こま膳』」は、落蝉を特攻機に喩え、己が身になぞらえている。

 川上明日夫さんの「月草」は、1行の字数を1定にした、特異な詩である。亡くなった詩人・広部英一さん(元「木立ち」編集発行人)の晩年の作風を発展させたものだろう。

 「シアン」を寄せている中島悦子さんは、先ごろ上梓した詩集「マッチ売りの偽書」で、声価を高めた。

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コメント

僕は自分の詩のうち、一番優れていると思うものを「群青」へ、残りのものを「青魚」に、出しています。

ご紹介いただきありがとうございます。
二枚舌かも知れないけれど僕は群青と木立は別々の作品を書くようにしています。群青は自分が本当に書きたいものを。木立はよそ行きの作品を書いてます。ちょっと不本意なカンジの。

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