« 木瓜と椿 | メイン | 村上春樹「村上ラヂオ」他 »

2009年3月29日 (日)

サローヤン「我が名はアラム」

003  アメリカの作家、ウィリアム・サローヤンの連作短篇集「我が名はアラム」を読みおえる。三浦朱門・訳。

 福武文庫、1988年2刷。

 主人公は、アルメニアからアメリカに移民した夫婦の子、アラム・ガローラニヤン少年である。彼と、エキセントリックな一族の者との、奇妙な言動が描かれる。

 その奇妙さには、1種のペーソスがあるのだけれども、それが人間の真実を突いているか、疑わしい。

 もっとも僕に、移民の心情がわかる訳ではない。

 彼の「人間喜劇」とか、新潮文庫で出た本とか、長編小説を読んでいない(この文庫本が初めて)ので、作家としての彼を評することも出来ない。

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/19097583

サローヤン「我が名はアラム」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート