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詩誌「群青」14号を送った返礼に、詩人・藤井則行さんが、詩誌「果実」61号を送ってくださった。
詩は6名が12編を寄せている。
レトリックよりも、人生の重みで読ませる作品が多く、好感がもてる。
龍野篤朗さんの「あっぽっしゃまつり」は、旧正月の行事を描いたものらしいが、民俗的怪異に迫力がある。その第2連を引用する。
あっぽっしゃまつり 濡れそぼった 髪振り乱し 荒縄締めの蓑姿 沖の岩礁の底から来た チーン チーン
あっぽっしゃまつり
濡れそぼった
髪振り乱し
荒縄締めの蓑姿
沖の岩礁の底から来た
チーン チーン
ほかに黒田不二夫さんの、長文の詩論も貴重だ。
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