「日本の古本屋」を通して古書店より、作家夫人の追想記を2冊、買った。
まず「舒文堂河島書店」より、芥川文・述、中野妙子・記の「追想 芥川龍之介」(中公文庫、昭和56年・刊)である。
もう1冊は、「さわやか文庫」より、谷崎松子(谷崎潤一郎・夫人)の「倚松庵の夢」(中公文庫、1996年4版)である。
内容はいずれもお淑やかなもののようだ。
この2冊について特記すべきことは、両方とも本代・送料が安かったことである。「追想 芥川龍之介」は本代300円・送料100円、「倚松庵の夢」は本代400円・送料80円だった。
今の古本界で珍しい事だ。
コメント