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江國香織の小説、「ウエハースの椅子」を読みおえる。
ハルキ文庫、2006年8刷。
女性の恋愛心理がよく描かれていると思う。
ただし妻子ある男性との不倫だけに、腰をおろせない「ウエハースの椅子」のように、幸福に安住する事ができない。
登場人物が泣いたり、読者を泣かせるのは良いが、作者が泣いてはいけない、と言われるように、この小説では作者が恋愛中のように見えて、リアリスティックではない。
このような事を書くのは、男性論理か。
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