「馬場あき子全集」第二巻「歌集 二」を、読みおえる。
1996年、三一書房・刊。
箱、帯、本体にパラフィン紙カバー。
初めの「雪鬼華麗」「ふぶき浜」は、1984年・牧羊社・刊の「馬場あき子歌集」で読んでいるという事で、今回は読まなかった。
「晩歌」より、馬場さんの短歌の表記が、新仮名遣いより旧仮名遣いに移った。
また歌集「葡萄唐草」で、迢空賞を受賞した。
「雪木」は、「頼朝の秋」100首を含む、第10歌集である。
短歌それぞれについて、あれこれという立場ではない。
誰でも、何歳になっても、生は困難なものである、という感想を得た。
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