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2009年10月 2日 (金)

同人誌「青磁」第26号

001  福井市に在住の文学者、S道明さんが、小説・文学評論の同人誌「青磁」第26号を、送って下さった。

 僕は、S道明さんの「短歌作家としての橘曙覧(2)」しか、読まなかった。軽い文体ながら、文学者の人生を思わせる。

 他に、ぱらぱらとページを繰ったが、今さらマルクス主義による中野重治論でも、戦時下の三好達治「諷詠十二月」を論じる時でも、無いだろう。

 排悶を急ぐ小説はまして。

 一度は信じて戦い、敗れ去り、長く苦しんだ者の言説しか、僕は惹かれて読むことがない。

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コメント

熊さん、抑えて、抑えて。
中島みゆきの「旅人」がはやった頃、
なぜそんなに早く立ち直れるのか、
僕には不思議だった。

そうだよなぁ。15年くらい前かなぁ・・・。
まだ、織田栄さんが生きていた頃、ナントカというハゲ歌人の「全共闘絶叫短歌」というパフォーマンスに動員された事があるけど、文学(短歌)を金もうけの手段としか思っていない軽薄さにゲロが出そうだった。そんなゲロ野郎が最近NHK教育テレビのの短歌教室の選者をやっているのを見たときはなおさらハラが立った。オレはいまでこそ反共だけど、あの全共闘時代をそんなふうに懐かしんだり金もうけにしたりするのはハラが立つわ。
松任谷由実の「いちご白書をもういちど」の歌詞に「・・・就職が決まって髪を切ってきたときにもう若くないさと君に言い訳したね・・・」あの歌詞も気に入らんなぁ。ソイツにとってはあの時代はその程度の物でしかなかったんかと・・・。

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