僕も参加している同人詩誌、「青魚」の№71を読みおえる。
といっても、K学さんの詩8編は読んだが、同氏の「断簡集(八)」と題する、86ページにわたる寸言集は読みきれなかった。これはすべて、信仰告白で、妙好人才市の語録のようなもので、K学さんも意識しているのではないかと思われる。
他にT幸男さんの40編22ページが圧巻である。
これまで現代文化を批判する詩が多かった。今回は、少年時、若年時を回顧して、自然の衰えを嘆く詩が多いようだ。
このような力作の中で、T道子さんの「朝を始める」「夏を始める」の純粋さが好ましい。
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