「宇野千代全集」
「日本の古本屋」を通して、愛知県の古書店「山星書店」に注文していた、「宇野千代全集」12冊揃いが届いた。
中央公論社、昭和52年頃・刊。
箱、月報、帯(第10巻のみ欠)。
彼女の小説で、「おはん」「色ざんげ」「刺す」などが、名作と言われる。
詩誌「群青」同人の、こぐま星座さん(変名多数)も、彼女の作品のファンである。
彼女は長生きをして(1897~1996、享年98)、晩年にそのエッセイ集多数が評判になり、華やかだった。
この全集は生前版なので、それらエッセイ集は収められていないかも知れないが、読みたくなれば文庫本(古本を含む)を捜せばよいだろう。
この全集はなぜか、古本相場が安く、僕も格安で入手した。
写真は、12冊の箱の背である。
ベル猪熊さん、コメントを下さり、ありがとうございます。
投稿: 新サスケ | 2010年2月 7日 (日) 10:21
そうなんです。「おはん」には不覚にも
泣いてしまいました。「刺す」という短編もよかった。
投稿: ベル猪熊 | 2010年2月 6日 (土) 18:55