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2010年2月26日 (金)

サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」

002  J.D.サリンジャーの長編小説、「ライ麦畑でつかまえて」を読みおえる。

 白水Uブックス、野崎孝訳、1989年32刷。

 著者のサリンジャーは、2010年1月27日に、91歳で亡くなったばかりである。

 日本の多くの若手作家が、「『ラ・麦』体験」と略称して、読んだ衝撃を語っている。

 今年還暦を迎える僕としては、さほど感激はなかったが。

 彼の文庫化(新潮文庫)された短篇集は、全部読んでいるように思うが、はっきりしない。先日、短編「バナナフイッシュにうってつけの日」を読んだが、上流社会の繊細すぎる青年を描いていて、好感がもてた。

 荒地出版社の「サリンジャー選集」4冊と、東京白川書院の「サリンジャー作品集」6冊を持っているが、今は取り出せない所にある。ある場所はわかっている。

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コメント

KMさん、コメントをくださり、ありがとうございます。
同感です。

野崎孝訳の本書は20代半ばに読んで、なんかえらく感動した、ということだけ覚えていました。2003年に村上春樹訳のが出て読んでみたけど、若い頃はどのへんに感動したんだろう、という感じでした。
本の中には、読む年代を選ぶ本というのがありますね。たとえば「赤毛のアン」がそうかも。

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