福井県に在住の詩人、T健隆さんが、詩誌「水脈」41号を送ってくださった。
2010年3月、福井詩人会議・水脈/刊。
K仙一さんの「神よこの地を助けたまへ」や、Hはつえさんの「春の広場」には、宗教心やそれに近い思いがある。
Nとしこさんの「<てるちゃんが ほしい>」は、<としちゃんが ほしい>と夫に請われて嫁したとしこさんが、夫に<てるちゃんが ほしい>と呼応したことがあったかと思い返す、想夫恋の美しい1編である。
散文のエッセイ、小説、評論もかなりの部分を占めているが、失礼して読まなかったものが多い。
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