福井県に在住の詩人、青山雨子さんが、詩集「暇な喫茶店」を下さった。
書肆山田、2010年3月・刊。
彼女の話によると、彼女は妻ではなく、定職がない。
そこからくるアイデンティティの弱さは、題材に日常の様子に向かわせる。
また「詩に生きるしかない」という、強い決意があるのだろう、日常を題材にしながら、強いバイアスがかかり、表現は大きくひずんでいる。
またその決意は、勉強熱心となり多くの詩集等を読破し、また相次ぐ詩集の上梓となっている。
持ち前のプロデュース力も生かして、文学の世界で活躍される事を願う。
扇風機を拾ってくる詩は特異ですね。
「フジコ ヘミング」を僕は知らないのでどうも。
投稿: 新サスケ | 2010年3月14日 (日) 19:14
あの、最初の詩は、冬に扇風機を拾ってくる・・・という話だあるけど「扇風機」ってことばそのものが詩のような気がする。
掛け値なしであれはいいと思うよ。
俺は彼女の人となりを知っているからそう思うだけかもしれないけれど、彼女は生き方そのままがポエジーのような気がする。そこにうらやましさを感じる。
あの人は福井詩壇の「フジコ ヘミング」だよ。(ほめすぎか)
投稿: バイオレンス鹿 | 2010年3月14日 (日) 09:48
伊丹かんぞうさん、伊丹十三のもじりですか。肝臓を傷めてないでしょうね。
コメントをくださり、ありがとうございます。
青山さんのプロデュース能力は、衆を抜いていますね。
投稿: 新サスケ | 2010年3月12日 (金) 20:51
そうそう、あれは彼女のもって生まれた才能だとおもう。
投稿: 伊丹かんぞう | 2010年3月11日 (木) 21:38