綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2010-3月号を読みおえる。
散文では、読まなかったものが多い。歌論を読んで良い歌を創れるほど、僕の作歌力が熟していないからである。
また特集の「アンソロジー2009 テーマ別私の1首」も読まなかった。1首ずつ傾向の違う短歌を、800首も読むのは辛い。1人10首の80人で800首を読むほうが楽なのではないか。現実にアンソロジーを読まないで書くことは、失礼かもしれないが。
特別企画の「採れなかったことば」は、各氏の論に説得力があり、僕の為になるようだった。
柏崎驍二氏の「百たびの雪」20首が、東北の冬を描いて清しい。
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