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2010年4月30日 (金)

吉岡禅寺洞「銀漢」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第1巻(昭和56年・刊)より、7番めの吉岡禅寺洞・句集「銀漢」を読みおえる。

 原著は、昭和7年、天の川発行所・刊。

 彼の許には、後年に活躍した多くの俳人が集まった。

 しかし僕は、この句集の句風を好まない。文人趣味というのか、情緒的・微温的である。

 俳句には芭蕉以来、1種の鋭さの流れがあると思う。

 以下に、僕がよくないと思う例を、2句引く。

藪椿しづかに芯のともりゐる

黴の香のそこはかとなくある日かな

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