坂井市に在住の詩人、Nとしこさんが、同人詩誌「角」の第20号を送って下さった。
「角」は、嶺南地方を主として、ほとんど福井県内に在住の詩人を同人とする詩誌である。
O純さんの聴覚をうたった「蝸牛」、Nとしこさんの抑制が取れ始めた「詩えよ」、故・詩人の南信雄さんを偲んだS章人さんの「ばかでかい岩」などに、心惹かれる。
またI勝さんの映画論連載「僕のなつかしシネマ館」第9回、「市川崑の『おとうと』」が、5ページにわたって熱弁をふるう。
聴覚を蝸牛に喩えることは詩にあることだから、O純さんの「蝸牛」の比喩は、とても飛躍している。
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