« 鉢と庭の花 | メイン | ミニ薔薇と白花夾竹桃 »
正岡子規の随筆集「仰臥漫録」を、読みおえる。
岩波文庫、1984年・17刷。
エッセイ集と呼んでは、軽い。
子規のまさに「命旦夕に迫る」時期に書かれた文章だからだ。
ただし内容は、1日3食の内容が続いたり、のちには麻痺剤を飲んだ時刻のみ毎日記すようになったりする。
「書くことの業(ごう)」を、僕は感じる。
訪問の弟子筋の人々、客の人々、介護する妹「律」と母を描いて暖かい。
自身が描いたスケッチが少しだけ挿まれて、清しい。
このページのトラックバックURL:http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/24500499
正岡子規「仰臥漫録」を参照しているブログ:
コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。
名前: (必須)
URL:
この情報を登録する
コメント:
もっと読む
コメント