« 鉢と庭の花 | メイン | ミニ薔薇と白花夾竹桃 »

2010年6月21日 (月)

正岡子規「仰臥漫録」

001  正岡子規の随筆集「仰臥漫録」を、読みおえる。

 岩波文庫、1984年・17刷。

 エッセイ集と呼んでは、軽い。

 子規のまさに「命旦夕に迫る」時期に書かれた文章だからだ。

 ただし内容は、1日3食の内容が続いたり、のちには麻痺剤を飲んだ時刻のみ毎日記すようになったりする。

 「書くことの業(ごう)」を、僕は感じる。

 訪問の弟子筋の人々、客の人々、介護する妹「律」と母を描いて暖かい。

 自身が描いたスケッチが少しだけ挿まれて、清しい。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/24500499

正岡子規「仰臥漫録」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート