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2010年7月31日 (土)

黒田鄙人「願結び」

001  福井県に在住の詩人、黒田Hさんが、ご父君の遺句集「願結び」を送って下さった。

 著者・黒田鄙人、宮本印刷、平成22年7月・刊。

 著者は若くから作句していたが、いずれかの俳誌に参加していたか、ということは書かれていない。

 著者の没後に発見された句帳5冊、約1,600句より、子供たち兄弟姉妹5人が集まって三分の一程度に絞り、吉田透思朗さん(福井県俳句作家協会会長、福井県現代俳句協会会長)に黒田Hさんの関わりから依頼して、更に300句程に厳選してもらい、跋文を得た。

 巻末には兄弟姉妹5人の、ご父君の思い出の記も載せ、没後8年目の霊前に捧げたい、とある。

 句風は、新らし味と機知のある、優れたものと思われる。

 以下に6句を引く。

飾る雛とてなく妻とふたりかな

椿咲く囁く時のかたちして

よく似たる顔を並べて昼寝かな

朝市やまだ濡れてゐる籠の茄子

村廃れそれより桐の花の濃し

めおと滝めおとのままで凍ててをり

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