「増補 森川義信詩集」
出版社「国文社」のホームページより注文していた、「増補 森川義信詩集」が届く。
1991年・刊、紙カバー、帯。
彼は戦前「荒地」グループの1員で、昭和17年、ビルマで戦病死、25歳。
戦後詩をリードした「荒地」グループのイデオローグ、鮎川信夫が詩と散文で、森川義信の人柄と詩を紹介し、称揚して止まなかった。
この版の詩集も、鮎川信夫の編集による。鮎川も亡くなり、森川義信の詩集は、この版が最後だろう。
「鮎川信夫全集」(全8巻)の第7巻を読んでいるところなので、この詩集の発行を見つけた時、(本の買い過ぎで)小遣いがピンチなのだけれども、借金をしてでも(と言うのは嘘で)、乏しいヘソクリを取崩してでも、と思って買った。
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