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2010年7月14日 (水)

近藤篤「荒島岳」

003  福井市に在住の歌人、近藤篤さんの歌集「荒島岳」1冊が今、「コスモス短歌会福井支部」会員のあいだで、回覧されている。

 息子さんが編集され、発表された作品の、約半分を収める。

 近藤篤さんは、1910年生れ、東京大学法学部卒、福井の近藤覚商店に入り婿し、事業を継ぐ。

 60歳の時に奥様を亡くされ、短歌に近づき、1970年より2004年まで「コスモス短歌会」に在籍し活躍した。

 彼は齢を重ねても毎日のジョギングを続け、「日本野鳥の会」会員でもあったから、季節ごとの自然詠、とくに野鳥の歌に秀でていた。

 掉尾の1首を引く。

尾の尖の割れて光れり時長く栗の秀枝にゐる川原鶸

 彼は昨年、子どもさんたち、お孫さんたちから、白寿の祝いを受けたと記される。

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