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2010年8月26日 (木)

山口誓子「黄旗」

001  角川書店「増補 現代俳句大系」第2巻(昭和56年・刊)より、初めの句集、山口誓子「黄旗」を読みおえる。

 原著は、昭和10年、龍星閣・刊。

 戦時下の文学を評するには、戦後生まれの僕には、困難を感じる。当時の世情と、当時の文学がどのような心情で読まれていたか、想像がつかないからである。

 また敗戦後、それらについて黙している者が、多いようである。

 満鮮旅行の219句と、「凍港」以後の182句を合わせて、1集としている。

 政治的・軍事的・要所への観光旅行気分での句には、見るべき作がない。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1句のみである。

ラグビーのジヤケツちぎれて闘へる

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コメント

みちこ様、コメントを下さり、ありがとうございます。
お褒めの言葉を頂き、恐縮です。

中々うまくかけてると思います

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