角川書店「増補 現代俳句大系」第2巻(昭和56年・刊)より、初めの句集、山口誓子「黄旗」を読みおえる。
原著は、昭和10年、龍星閣・刊。
戦時下の文学を評するには、戦後生まれの僕には、困難を感じる。当時の世情と、当時の文学がどのような心情で読まれていたか、想像がつかないからである。
また敗戦後、それらについて黙している者が、多いようである。
満鮮旅行の219句と、「凍港」以後の182句を合わせて、1集としている。
政治的・軍事的・要所への観光旅行気分での句には、見るべき作がない。
僕が付箋を貼ったのは、次の1句のみである。
ラグビーのジヤケツちぎれて闘へる
みちこ様、コメントを下さり、ありがとうございます。
お褒めの言葉を頂き、恐縮です。
投稿: 新サスケ | 2010年9月 1日 (水) 19:06
中々うまくかけてると思います
投稿: みちこ | 2010年8月31日 (火) 21:48