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2010年9月13日 (月)

石橋辰之助「山行」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第2巻(昭和56年・刊)より、4番めの句集、石橋辰之助「山行」を読みおえる。

 原著は、昭和10年、沙羅書店・刊。

 この句集には、序文、跋文はなく、著者の「あとがき」さえ無い。何の意だろうか。

 句集のほとんどを、ロッククライミングを含む、登山の句が占めている。著者は、山岳俳句の開拓者とされる。

 彼はのちに、西東三鬼らと新興俳句へ走ったが、弾圧を受け沈黙。

 戦後の彼は、日本民主主義文化連盟の役員をするなど尽力したが、昭和23年、結核により死去、享年40.

 以下に5句を引く。

穂高岳真つ向ふにして岩魚釣

青く赤く燃ゆる星あるキヤムプかな

短夜の扉は雲海にひらかれぬ

岩灼くるにほひに耐へて登山綱(ザイル)負ふ

吹雪来て眼路なる岩のかきけさる

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