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江國香織の短編小説集、「すいかの匂い」を読みおえる。
新潮文庫、平成12年・刊。
この本には、11編の短編小説が収められる。
主人公はほぼすべて、女子の小学生である。
その心理が、とても巧みに描かれる。
もちろんフィクションだろうが、著者自身の幼時の体験や空想が織り込まれているのだろう。
少女を描いて巧みなのに、大人の女性の恋を描いた小説は、僕には頂けない。
ただし、彼女の出世作(?)の「きらきらひかる」は、まだ読んでいないのだけれど。
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