10月23日に買った総合歌誌、「歌壇」2010-11月号(本阿弥書店)を読みおえる。
特集の「短歌のなかの『こそあど』言葉の力」は、読まなかった。
「こそあど」言葉はできるだけ用いない、という普通の考えに従っているので。
また「追悼 玉城徹」も読まなかった。「俵万智以後」に短歌へ出発した僕には、なじみの少ない歌人なので。
松尾祥子さんの「時評」は、「河野裕子を悼む」で、追悼の心に打たれる。
他の総合歌誌は知らないのだが、この「歌壇」は毎号、短歌結社の中堅歌人の短歌作品をよく取り上げている、と感心する。
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