木畑紀子「曙光の歌びと」
京都府に在住の歌人、木畑紀子さん(「コスモス」選者、「棧橋」同人)が、歌人論集「曙光の歌びと―「桑原正紀」を読む」を、送って下さった。
短歌研究社、平成23年1月・刊。
全体は2部に別れ、第1部総論では4つの歌人論、第2部では「100首鑑賞ノート」として、桑原正紀のこれまでの7冊の歌集より100首を取り上げて鑑賞している。
木畑さんが、桑原正紀の短歌の何に惹かれて、1冊の歌人論を上梓するまでに至ったのだろう、と僕は思う。
同年生まれ、同じ短歌グループ(「コスモス」「棧橋」)に属する、という関係だけではない。
僕は桑原正紀の初めの4歌集を読んでいないが、その初め頃の苦しげな歌(生の反映)から、「簡浄の生」に至る救いへの憧憬(あるいは同感)と、「妻へ。千年待たむ」「天意」における無償の愛への敬意なのか。
大先輩の2歌人について、細かい事を書ける僕ではないのだが。
新サスケです。明後日の土曜日に、新しいパソコンを買いにゆく予定です。それより、ブログを再開します。
投稿: 新サスケ | 2011年1月20日 (木) 23:25
パソコンの不調のため、記事の更新が出来ません。今、ケイタイよりコメントしています。
投稿: 新サスケ | 2011年1月12日 (水) 20:04