「歌壇」3月号
総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)の2011-3月号を読みおえる。
2月26日の購入報告の記事で、苦手だと強調していた、「アンソロジー二〇一〇 テーマ別 私の一首」の、(約)800名800首を通して読んだ。
テーマ別ではあるけれど、各氏の去年1年の新しい自信作であろうし、僕なりに勉強になった。
これは違うな、と思われる1首や、詩の方向の比喩や、これは短歌でなくては表せない比喩だと感嘆した作品もあった。
永田紅さんの「釣り糸を垂れて」20首は、僕が初めて読んだ、まとまった挽歌群だった。
なにしろ僕は、総合歌誌では、この「歌壇」1種しか購読していないから。歌集も(アンソロジーや全歌集をのぞき)ほとんど買っていない。
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