総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2011-9月号を読みおえる。
特集は、「異なる世代の考え方に触れる―短歌の現在」である。
この歌誌の特集では軽いもののみ読んできた僕だが、今回の特集の文章はすべて読んだ。
世代は常に古びるし、同一世代でも歌風は異なる事が多いだろう。
僕は歌壇の党派性に置き換えて読んだ。
歌壇には、守旧派と前衛派が、さらに先鋭派があり、結社等のグループ内にも守旧派と前衛派がある。
それらがグループを組んで、あい対立するから、事がややこしくなる。
まあ、戦後民主主義のなれのはての、勝手民主主義の反映とみれば良いのか。
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