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角川書店「増補 現代俳句大系」第3巻(昭和56年・刊)より、11番めの句集、池内友次郎「結婚まで」を読みおえる。
原著は、昭和15年、三省堂・刊。
二十歳から三十三歳までの、153句を収める。
高浜虚子の次男であったこと、昭和2年より11年までパリに音楽を学び、音楽方面の職にあったこと、それ以外には取り立てて言うこともない。
その時代に、朗らかに過ごせた青年がいたのである。
作家として特異性、つまり社会性による生の歪み(ひずみ)がない。句集より抜粋をしない。
写真は、初記の本の、箱の表である。
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