図録「大徳寺の名宝」を見おえる。
京都国立博物館・編集、日本経済新聞社・発行。
昭和60年4月9日・刊。
カラー写真が折込みを入れて15ページで、全217ページの内では、少ない。
国宝では、墨蹟6点がモノクロで、絵画などはおもにカラー写真で、載せられている。
墨蹟がモノクロ写真であるのはやむをえないが、他の美術品が多くモノクロ写真なのは残念である。
今回特に、茶器を取り上げている。国宝の「燿変天目茶碗(龍光院・蔵)」と「井戸茶碗(銘・喜左衛門)」はカラー写真であるけれど、他はモノクロ写真である。
最近流行の骨董で、茶器は重要なジャンルだから、今となって惜しい。
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