「棧橋」No.108
昨日に紹介した3歌誌のうち、「棧橋」No.108を読みおえる。
最も好感をもったのは、Y直さんの「娘といっしょに」12首である。たとえば冒頭、
言ふほどでなけれどけふは誕生日娘に従ひ東京へ行く
とあるように、俗にいう「おのぼりさん」の1連だけれど、素直な作品群である。
見栄をはらず、恥じるような事もしない。
レトリック豊かな作品も結構だけれど、素直な作品も歌壇にあらねばならない。
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昨日に紹介した3歌誌のうち、「棧橋」No.108を読みおえる。
最も好感をもったのは、Y直さんの「娘といっしょに」12首である。たとえば冒頭、
言ふほどでなけれどけふは誕生日娘に従ひ東京へ行く
とあるように、俗にいう「おのぼりさん」の1連だけれど、素直な作品群である。
見栄をはらず、恥じるような事もしない。
レトリック豊かな作品も結構だけれど、素直な作品も歌壇にあらねばならない。
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