僕が取っている唯一の総合歌誌、「歌壇」(本阿弥書店)の2011-10月号を読みおえる。
特集の「現代版 歌枕の旅―短歌で巡る日本列島」も読んだけれども、感銘は大きくなかった。
僕は地理よりも、催しなどや、人間関係、個人の内心などに、関心があるようだ。
気の早い話だが、次号、11月号の特集に期待している。「震災後の表現の行方」である。
東日本大震災の故か、結社誌に作品を出詠しなくなった先輩歌人がいる。
また僕の作歌の数も、故は意識しないけれども、少なくなっている。
現状を打開する論を、その特集に期待する。
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