« 岡井隆「天使の羅衣」 | メイン | 銀杏と熟柿 »

2011年11月22日 (火)

金子光晴「ねむれ巴里」

Cimg5489
 金子光晴の自伝、「ねむれ巴里」を読みおえる。

 中公文庫、昭和56年・再版。

 同じ中公文庫で、彼の異国放浪記、「どくろ杯」、「マレー蘭印紀行」を読んできて、これで3冊めである。

 あと「西ひがし」が残っている。

 この本では、彼は妻とともに、パリの底辺で、安定した生活の資もないまま、さまよい生きる。

 この放浪が、戦時中に唯ひとり反戦詩を書く強靭さを生むのだが、海外旅行の1度さえない僕には、その経緯がわからない。

 最後に彼らは、旧知のベルギー人(会社を経営し、富裕)の援助で旅費を出してもらい、日本に帰国した。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/27487797

金子光晴「ねむれ巴里」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート